2026年8月28日に行われた「ReHacQ 香川県知事選ネット討論会」のうち、旧香川県立体育館が議題となった1 時間3分から1時間15分までの12分間を対象に、YouTubeライブチャット443投稿を分析した。 今回の分析では、候補者個人への支持・不支持ではなく、旧香川県立体育館に対する政策的な立場を分析軸とした。
投稿者の動画全体での発言履歴も確認し、アカウント単位で、
ポジティブ:旧香川県立体育館の解体反対・保存再生を支持
ネガティブ:旧香川県立体育館の解体・取り壊しを支持
どちらでもない:明確な立場を確認できない
の3つに分類した。その結果、443投稿のうち、「解体反対・保存再生」側が374件(84.4%)となった。
【ReHacQ討論会】香川県知事選挙ネット討論会【須賀川拓vsせのおふみひこvs池田とよひとvsたなべ健一vs曽根克典】(2026年8月28日) - Youtube


一方、「解体・取り壊し」側は15件(3.4%)、どちらでもない投稿は54件(12.2%)だった。ここでいう「ポジティブ」「ネガティブ」は、候補者本人への評価ではない。あくまで、旧県立体育館の保存・再生を支持する立場をポジティブ、解体・取り壊しを支持する立場をネガティブとして分類したものである。したがって、この数字から「池田氏を支持する人が3.4%だった」などと読み取ることはできない。
今回見えてきたのは、あくまで旧県立体育館という政策テーマに対して、ネット討論会のライブチャット上でどのような反応が現れたのかという特徴である。
コメント本文だけを見ても「解体反対」が多数
コメント本文そのものを判定した場合も、明確に賛否を確認できた220件のうち、
解体反対・保存再生支持:212件(96.4%)
解体・取り壊し支持:8件(3.6%)
となった。アカウント横断判定では374件、コメント本文ベースでは212件と数字は異なるが、いずれの方法でも、対象時間帯のライブチャットでは旧県立体育館の解体に反対し、保存・再生を支持する投稿が大きく上回った。
ただし、これはReHacQのネット討論会のライブチャットという特定の場における反応であり、香川県民全体の意見を示す世論調査ではない。また、同一アカウントによる複数投稿を含むため、投稿数と人数を同一視することもできない。
今回の分析では、「候補者への好き嫌い」ではなく、「旧県立体育館をどうするのか」という政策テーマを入口に、ネット上の反応を可視化した。